ソープナッツ
基本情報
商品情報
記載名称 | ソープナッツ 英:soap nuts 和:無患子(ムクロジ) |
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企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
ソープナッツとは、ソープナッツの木の実を乾燥させて使う天然の洗剤です。
主に、インドネシア、インド、ネパールなどの比較的温暖な地域に広く生息しており、高さ15メートル程度の落葉高木で、温帯から亜熱帯にかけて広く自生しています。
日本語名「無患子(ムクロジ)」といいますが、日本でも温暖な地域に生息しており、神社やお寺などに見られます。
また、「羽子板の羽」の黒くて丸い重りの部分には、ムクロジの実の種子が使われているほか、数珠の玉にも利用されています。
ムクロジの木の実や果皮、果肉には、サポニンという天然の界面活性剤が含まれており、古くから洗剤やせっけん、シャンプーとして幅広く利用されてきました。
日本でも平安時代には、せっけんや消毒薬として使われていたという記録が残っていますが、戦前に海外からせっけんが入ってきたことが理由で、徐々に使われなくなったといわれています。
ソープナッツの作用
ソープナッツは、ムクロジの木の実を乾燥させて洗剤として利用します。
このソープナッツに含まれる天然の洗浄成分サポニンが、水の表面拡張を崩して衣類の繊維に染み込み、汚れを浮かせて洗い流すのに役立っています。
また、サポニンは、水と混ぜてから振ると泡立つ性質を持っています。
天然の成分なので泡の持続性は合成洗剤に劣りますが、泡がなくなったとしても洗浄作用が落ちることはありません。
そのほか、ソープナッツは使い終わったら肥料に使うことができるので、再利用できるメリットもあります。
ソープナッツの安全性と使い方
ソープナッツは、ムクロジの木の実を乾燥させたものであるため、刺激的な化学物質が含まれていません。
そのため、ソープナッツを洗剤やせっけんとして利用する場合、敏感肌やアレルギー、湿疹などの症状でお悩みの人は安心して使うことができます。
また、ソープナッツはそのまま布袋に入れて使うことができますが、液体やパウダーにして使い分けることができます。
洗顔やシャンプーにソープナッツ液を使う場合、目に入ってしまうとしみるので気を付けるようにしましょう。
さらに、ソープナッツは使い終わったら肥料にもなるため、ガーデニングなどに再利用できるところや、合成洗剤とは違い、化学物質による刺激がないところが注目されています。
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