機能性食品原料

サポニン

サポニン

基本情報

商品情報

記載名称 サポニン 英:saponin
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原料情報

摂取目安量
その他

商品説明

サポニンとは、界面活性作用のある植物成分で、トリテルペンに分類されます。

トリテルペンとは、アルカロイドとともに生薬として漢方、和漢方、アーユルヴェーダ、西洋ハーブなどの最も重要な薬効成分の一つです。

サポニンは、主に大豆のはい芽に多く含まれているほか、各種の植物エキスの有効成分とされています。

例えば、大豆サポニン、高麗人参サポニンなど、さまざまな種類があり、その特徴もさまざまです。

サポニンには苦味があるのが特徴で、代表的なものはコーヒーや抹茶の苦味が挙げられます。

また、気道の粘膜分泌を促進するなどの作用が認められています。

サポニンのさまざまな作用は、植物の種類によって違いがあり、健康な体づくりやダイエットへの効果が期待されています。

フランス語では「シャボン」といい、石けんの語源として知られています。

水溶性は泡立ちやすく、コロイド状液をつくり、特に動物に対してさまざまの強い生理活性を示します。

その中でも、ムクロジの果皮にはサポニンが含まれており、泡立ちやすい特性を利用して、古くからせっけんの代わりに使われていました。

 

サポニンの作用

 

サポニンには抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、脂肪の酸化を防ぎます。

そのため、動脈硬化の予防や、脳梗塞、心筋梗塞などの予防などに役立つと考えられています。

また、サポニンにはナチュラルキラー細胞を活性化し、細菌やウイルスから体を守る働きがありますが、免疫力を高める作用があるため、風邪の予防が期待できるといわれています。

そのほか、冷え性改善に役立つ血流改善作用や、肥満予防作用、肝機能向上作用、咳や痰を抑える作用など、サポニンに期待される作用はさまざまなものがあります。

 

サポニンの安全性と摂取ポイント

 

サポニンを大豆から摂取する場合、蒸して食べることで効率よく摂取できるため、おすすめです。

また、摂取するうえで、1日の摂取量は定められていません。

一般的に、大豆や人参からサポニンを摂取する場合は、安全だといわれています。

しかし、生薬である桔梗(ききょう)や柴胡(さいこ)などに含まれるサポニンは、過剰に摂取すると溶血作用や吐き気を引き起こすことがあるため、注意が必要です。

また、サプリメントから補う時は、医薬品との相互作用をよく確認するようにしてください。

何らかの医薬品を服用している場合は、念のため主治医に相談してから摂取するようにしましょう。

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