Sアデノシルメチオニン
基本情報
商品情報
記載名称 | サミー 英:SAMe |
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企画成分 | アミノ酸+リン酸 |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
サミーとは、一般的に「SAMe」と表記され「Sアデノシルメチオニン」と呼ばれています。
サミーは、必須アミノ酸である「メチオニン」と「ATP(アデノシン三リン酸)」の化学反応により、体内で合成されます。また、活性メチオニンとも呼ばれます。原料のメチオニンは、さまざまな食品に含まれているので不足する心配はほとんどないですが、サミーの合成にはほかにビタミンB12と葉酸が欠かせず、肝臓病や心臓病の人ではサミーが不足がちになると報告されています。
1950年に発見され、欧米ではサプリメントとして広く用いられてきました。サミーは、クレアチン、コリンなど、さまざまな生理物質が体内で合成されるときに欠かせない成分です。
「関節症」「肝機能障害」「うつ病」を対象に研究されており、このような疾患にサミーが有用であるという可能性が示唆されています。欧米では一般的なサプリメントとして利用されていますが、日本では医薬品に分類されているため、医師の処方がなければ使用することができないことで知られています。
しかし、サミーは天然の酵母にも含まれているため、酵母の状態で自然に入っている形であれば、サミーをサプリメントなどの食品に使用してもよいという見解が厚生労働省から発表されました。このことから、サミーは日本でも身近な成分として知られるようになったのです。
サミーの作用
サミーは、アミノ酸の一種、メチオニンから合成され生体内に広く分布する成分です。体内では、100以上の生化学反応に関与しているといわれていますが、加齢とともに減少します。
関節炎や関節リウマチへの期待される効果については、抗炎症作用、軟骨修復促進作用などが知られています。また、脳内のセロトニン代謝の影響、ドーパミンやノルエピネフリンの濃度への作用が報告されています。しかし、サミーの抗うつ作用のメカニズムに関しての詳細は不明とされています。
そのほか、肝障害ではメチオニンからサミーへの合成能が低下しており、そこにサミーを投与することで改善されたという報告もあります。
摂取のポイントと安全性
サミーはほとんどの人に安全な成分のようです。ただ、他の医薬品やサプリメントとの相互作用は、まだ明らかになっていない部分があるので注意が必要です。サプリメントを使用する際は、念のため主治医に相談することが望ましいです。
また、双極性障害の人がサミーを摂取した場合、うつ状態からそう状態への転換を引き起こすおそれがあるため、使用を避けるようにしましょう。さらに、妊娠中および、母乳授乳期の使用は、安全性を考慮して摂取は避けてください。
サプリメントから摂取する際は、1日の摂取量を守る必要があります。
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