サッカリンナトリウム
基本情報
商品情報
記載名称 | サッカリンナトリウム 英:saccharin |
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企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
サッカリンナトリウムとは、食品添加物の人工甘味料の一つで、厚生労働省の食品安全委員会の評価を受けて指定されている指定添加物です。
また、水に溶けにくいサッカリンを水に溶けやすくしたもので、砂糖の約500倍という極めて強い甘味が特徴でもあります。
そのため、ごく少量で甘味を付けることができ、かつ実質カロリーゼロであることから、ダイエットを目的とした食品や飲料に利用されてきました。
また、サッカリンナトリウムは、濃度が薄くなっても甘味が長く残る、いわゆる後味を持つ特性を持っています。
ただし、高濃度では苦味を感じるため、糖類系の甘味料に混合されて使用されることが多いです。
主に、漬物、粉末清涼飲料水、魚介加工品、しょうゆ、つくだ煮、煮豆、瓶詰め、缶詰などに利用されています。
そのほか、医療品やサプリメントの甘味料、歯磨き粉、口紅などの化粧品、ニッケルメッキの光沢剤、家畜の配合飼料など食品添加物としてだけではなく、工業用としても広く使用されています。
かつては、1960年代のアメリカで行われた動物実験により、サッカリンには発がん性への懸念から、日本を含む世界各国で使用禁止になりました。
ところが、後になって先の実験結果が見直され、サッカリンには発がん性はないという見解がされるようになりました。
現在日本においては、安全性維持のために食品衛生法によって各食品への使用が制限されており、外装にその旨と使用量の記載があります。
食品への食品添加物表示は「甘味料(サッカリンNa)」となっています。
サッカリンナトリウムの作用
サッカリンナトリウムは、体の中で吸収されることなく外へ排出されます。
また、人工甘味料には、ブドウ糖は含まれないため、摂取しても血糖値やインスリン分泌に影響しないとされています。
サッカリンナトリウムの安全性と摂取ポイント
厚生労働省の調査では、サッカリンナトリウムの1日の摂取許容量は5㎎/㎏体重としています。
例えば、60キログラムの人であれば、1日300ミリグラムまでの摂取が目安となります。
また、サッカリンナトリウムは、低カロリーであることからダイエットを目的として摂取する場合や、血糖値が気になる場合に安全ですが、たくさん摂取すればいいわけではありません。
過剰に摂取には気を付けましょう。
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