難消化性デキストリン
基本情報
商品情報
記載名称 | 難消化性デキストリン 英:indigestible dextrin /resistant maltodextrin |
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企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
難消化性デキストリンとは、トウモロコシ等の天然のデンプンから生まれた水溶性の食物繊維の一種です。 現在、食物繊維は健康維持の為に重要である事が分かり、五大栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)に続く「第六の栄養素」と呼ばれています。栄養素である食物繊維には、1日辺り男性で19g以上、女性で17g以上と摂取目標量が定められていますが、日本人の平均として1日あたり約7〜9g不足しています。
この難消化性デキストリンは水に溶けやすく、粘性や甘味は少なくほぼ透明で、耐熱性や耐酸性に優れているのが特徴です。よって、ミネラルの吸収を阻害せず、様々な食品に添加しやすく使いやすい原料でもあります。
また文字通り消化されにくいデキストリンであり、経口摂取した場合、小腸で約10%が分解され、大腸で約40%がビフィズス菌などの腸内細菌に利用されます。
身近な食品では、ワカメや昆布などの海藻類やこんにゃく、大麦、オクラ、キノコ、ゴボウなどの食品に含まれています。
さらに、難消化性デキストリンを配合した飲料やデザートなどが、「お腹の調子を整える」または「血糖値が気になり始めた方に」といった「トクホ」(特定保健用食品)表示の許可を取得しています。
難消化性デキストリンは、日本国内だけではなく海外各国でも広範囲の食品に利用されており、経済発展に伴う食生活の変化による生活習慣病の発症予防に期待されています。
難消化性デキストリンの作用
難消化性デキストリンの主な作用は、次の六つです。
①お腹の調子を整える②食後の血糖値上昇を緩やかにする③食後の中性脂肪上昇を緩やかにする④内臓脂肪の蓄積を低減⑤中性脂肪を低下⑥ミネラルの吸収促進作用 が挙げられます。
食事から取った糖質は、体内でブドウ糖に分解されますが、小腸で糖質が吸収されるときに、難消化性デキストリンの働きによって糖分の吸収を抑え、食後の血糖値の上昇をおだやかにする作用が確認されています。よって、メタボリックシンドロームの人やダイエットにも効果があります。
一方で、難消化性デキストリンを空腹時に単独で摂取しても血糖値はほとんど変化しないため、低血糖を誘発しないことも報告されていて、副作用はありません。
難消化性デキストリンの安全性と摂取ポイント
植物由来の成分であるため、安全性は高いと考えられています。
目安摂取量は、1日または1食当たり3~8gです。
糖や脂質の吸収を抑える目的で摂取する場合、炭水化物や脂質などを食べる前に摂取すると効果的だといわれています。
そのため、食事の30分前くらいか、食事と一緒に取ることが勧められています。
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