イミダゾールペプチド
基本情報
商品情報
記載名称 | イミダゾールペプチド 英:imidazole dipeptide |
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企画成分 | イミダゾールジペプチド |
形状 | 粉末 |
原料情報
摂取目安量 | 1日あたりに必要なイミダペプチド200mg |
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その他 |
商品説明
イミダゾールジペプチドはイミダゾール基を有するアミノ酸結合体の総称であり、アンセリンやカルノシンなどがあります。
渡り鳥や、遊泳能力の高い大型回遊魚(マグロ、カツオ)の筋肉など、多くのエネルギーを必要とする組織の中に含まれている成分として知られています。また、人間の脳や骨格筋にもイミダゾールジペプチドは存在していますが、加齢とともに減少すると言われています。イミダゾールジペプチドには優れた抗酸化作用があるため、活性酸素による酸化ストレスによる疲労を軽減する効果があると報告されています。主に鶏の胸肉から抽出したアンセリンとカルノシンの混合物を継続的にとることで、運動時の疲労感を軽減したという報告があり、イミダゾールジペプチドとして飲料に配合されています。また、通常の食材に多く存在する成分であるため安全性は高いと考えられています。
イミダゾールジペプチドの概要
イミダゾールジペプチドとは?
季節によって住処を変える渡り鳥は、その種類によって1年間に8万km以上移動するものもいると言われています。このような長距離を移動し続けることが可能な理由として、翼の付け根の筋肉にイミゾタールジペプチドが豊富に含まれていることがあげられます。また、イミゾタールジペプチドは様々な動物が持っている成分でもあります。鳥類は、胸肉の部分、マグロやカツオなどの魚類は尾びれの部分に豊富に含まれています。
イミダゾールジペプチドは動物の体内の最も酷使する部分に豊富に存在し、疲れ果ててしまわないように助ける働きを持っているのです。一般的に、運動時には組織が酸化傷害を受け、疲労の一因になることで知られていますが、イミダゾールジペプチドは抗酸化作用により酸化傷害を抑制すると考えられており、疲労感やパフォーマンスと密接な関連を持っていることで知られています。渡り鳥や大型回遊魚がエネルギーを使い続けることができる理由はイミダゾールジペプチドが豊富に含まれていることにあるのです。
もちろん人間の体内にも存在し、骨格筋や脳の部分に豊富に含まれています。
疲労の激しい部分に作用する仕組み
イミダゾールジペプチドは、アミノ酸2つが結合してできた「ジペプチド」と呼ばれるものです。体内に吸収されると「ヒスチジン」と「βーアラニン」という2つのアミノ酸に分解され、血液によって体中に運ばれていきます。これらのアミノ酸は血中ではほとんど消費されることなく、血管や脳幹を通り、脳や骨格筋など疲労の激しい器官に運ばれイミダゾールジペプチドへ再合成されます。イミダゾールジペプチドは、アミノ酸に分解された状態で体内を巡り、必要な場所で力を発揮する他の成分にはない働きが特徴と言えます。そのため、再合成されたイミダゾールジペプチドは、疲労の激しい器官で「抗酸化作用」を発揮することができるのです。
数少ない脳に届く抗酸化物質
イミゾタールジペプチドの他にも抗酸化作用を持っている成分はありますが、脳に到達することができるのは数少なく、ビタミンCやビタミンE、βカロテンなどは到達することができません。これらは疲れのポイントに届く前にその作用を失ってしまうことがわかっています。イミダゾールジペプチドは、脳など疲れている部位で再合成されるので「疲れている部位にピンポイントで効く」成分であると言われています。
安全性が高い成分
イミダゾールジペプチドは、通常の食材に存在している成分であり、安全性が高いと考えられています。長期摂取、過剰摂取における試験によりその安全性の高さが明らかにされており、現時点では特に有害な影響は報告されていません。安心して取ることができる成分と言えます。
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