ユーグレナ
基本情報
商品情報
記載名称 | ユーグレナ 英:euglena |
---|---|
企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
---|---|
その他 |
商品説明
ユーグレナとは、葉緑体を有し光合成を行うとともに、鞭毛(べんもう)により動くという、植物と動物の要素を持つ単細胞生物です。
また、池や水田などの淡水ではごく普通に見られる、体長0.1ミリメートルほどの大きさで、いわゆる「ミドリムシ」のことをいいます。
ユーグレナとは、17世紀に顕微鏡の発明者であるレーウェンフークが付けた名前で、美(eu)しい眼点(glena)という意味です。
これは、ミドリムシの鞭毛の付け根には真っ赤な眼点があることにちなんでいます。
栄養学的には、クロロフィル、ビタミン、アミノ酸、不飽和脂肪酸など、動物性と植物性の栄養素を含んでいます。
光合成で作り出すβ-グルカンの結晶「パラミロン」にコレステロールの吸着作用があり、ユーグレナを用いた動物試験でコレステロールの吸収抑制が確認されています。
また、動物試験では、血圧の上昇抑制、脳卒中の発症低下などの報告もあります。
現在、ユーグレナを用いたサプリメントや化粧品などが商品化されていますが、食品以外にも、二酸化炭素吸収能やバイオ燃料素材としても期待されています。
1日の摂取目安量は、1グラムです。
ユーグレナの作用
ユーグレナには、植物栄養素を効率的に吸収できるという特徴を持っています。
これは、ユーグレナ(ミドリムシ)には、細胞壁がないという理由が関係しています。
野菜をはじめとする植物の細胞には細胞壁があり、栄養素の消化率は40%前後だといわれています。
しかし、ユーグレナ(ミドリムシ)には、細胞壁がなく細胞膜だけなので野菜の栄養素も効率的に消化できてしまうのです。
ちなみに消化率は93.1%と圧倒的な高さを示しています。
また、細胞内には葉緑体のほかに、パラミロンというβ1.3-グルカンの顆粒が存在しています。
このパラミロンには無数のミクロホールがあり、それ自体は植物繊維のような難消化性の物質です。
そのため、摂取することにより有害物質や油などを吸着し、吸収されずに排せつされます。
このことから、デトックス効果があると考えられています。
ユーグレナの安全性と摂取ポイント
一般的に、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。
しかし、胃酸が少なかったり、腸の動きが悪くなっていたりすると、発酵食品や食物繊維などを取ったときに、おなかの張り、便秘、下痢、ゲップなどの症状が起こることがあります。
また、医薬品との相互作用は問題ないとされていますが、何らかの医薬品を服用中の方や、心配な方は、念のため主治医や専門家に相談するようにしましょう。
ご質問などお気軽にお問い合わせください