フォルスコリン(コレウス・フォルスコリ)
基本情報
商品情報
記載名称 | コレウス・フォルスコリ 英:coleus forskohlii, coleus |
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企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
コレウス・フォルスコリとは、インドやタイ、ミャンマーに自生するシソ科の多年草で、インドでは伝統的に滋養強壮を目的として食用されてきました。また、米国ではダイエット素材としても注目されているハーブです。ダイエット向け健康食品に良く配合されています。
コレウス・フォルスコリは、インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」では、心臓病、腹痛、呼吸器疾患、排尿痛に有効とされています。
1970年代のインドでの研究で、その根から血圧を下げ、心臓の収縮を強める成分が見つかり、フォルスコリンと名付けられ、高血圧の改善の効果が期待されています。
コレウス・フォルスコリの作用
フォルスコリンは脂肪の分解に関わるβ-3受容体を介さず、直接アデニル酸シクラーゼを活性化するというメカニズムが解明されたとの研究データが報告されています。
アデニル酸シクラーゼは、心臓の収縮、血管、気管支にある筋肉、平滑筋の拡張と関係が深いため、心臓の収縮を高める治療にも注射薬で使用されています。
また、フォルスコリンは、体重や体脂肪の調節に関しての作用も有しています。例えば、「食事誘導性熱産生」(節食により亢進する熱産生)を引き起こすことで、消費エネルギーを高めるといわれています。
アデニル酸シクラーゼは脂肪細胞で細胞が分解される場合にも必要ですが、アドレナリンなどの脂肪分解促進ホルモンは、脂肪細胞でアデニル酸シクラーゼを活性化し、リパーゼという脂肪分解酵素を活用して脂肪を分解します。
これらの過程をフォルスコリンが促進することで、脂肪の代謝が活性化し、ダイエットにつながります。
コレウス・フォルスコリの安全性と摂取ポイント
通常の食材に近い成分であり、動物実験における安全性試験およびヒトを対象にした臨床試験では、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。
しかし、稀に一過性の軽度な軟便など消化器症状が起こることがあります。
また、理論的には強心剤や抗血小板薬と併用すると作用が増強するため、該当する医薬品との併用には注意が必要です。
そのほか、作用機序の似ているダイエットサプリメントとの併用には念のため注意しましょう。
また、減量目的で使用する場合は、生活習慣の改善に加えて目安量を摂取することが望ましいとされています。
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