アラビノキシラン
基本情報
商品情報
記載名称 | アラビノキシラン 英:arabinoxylan |
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企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
アラビノキシランとは、米や小麦、トウモロコシ、ライ麦、オート麦、オオムギなどの穀物に含まれているヘミセルロースの主成分で、アラビノースとキシロースから構成されている多糖類です。
ヘミセルロースは食物繊維(高分子多糖類)であり、これを酵素反応で低分子化した成分です。
例えば、米ぬかヘミセルロースに、シイタケやスエヒロタケなどの菌糸体に含まれる酵素を作用させることで得られる「米ぬかアラビノキシラン(バイオプランあるいはMGN-3)」が知られています。
低分子化されたアラビノキシランは、小腸から吸収され、免疫強化物質BRMとしてNK細胞やマクロファージを活性化し、免疫を賦活する作用があります。
従来では、アラビノキシランは、米ぬかから分離抽出されたヘミセルロースをさらに酵素反応などによって細かく切り出す方法で作られていましたが、近年では、トウモロコシからもつくられるようになりました。
このほか、クマザサ由来のアラビノキシランもあります。
アラビノキシランに期待される作用は、免疫賦活作用による抗がん作用、抗酸化作用、糖尿病改善作用、抗ウイルス作用などがあります。
アラビノキシランの作用
人間の体には、外部からの細菌やウイルスから身を守るための免疫機能が備わっています。
アラビノキシランは、がん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)という細胞を活性化させる働きがあります。
アラビノキシランが免疫力を高めるメカニズムとして、NK細胞の活性を亢進し、インターフェロン-γやTNF-α(腫瘍壊死因子α)の産生を増加させるといったデータが示されています。
そのため、がん細胞への攻撃力を高めることがわかっています。
また、アラビノキシランには、さまざまな疾患に効果があるといわれており、その中でもB型およびC型肝炎、肺がん、大腸がんなどへの効果が注目されています。
アラビノキシランの安全性と摂取ポイント
通常の食材に由来する成分であるため、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。
他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないとされています。
ただし、ヒトに対するデータが不十分であるため、何らかの医薬品を服用している場合には、主治医に相談のうえ、判断するようにしましょう。
また、妊娠中や授乳中での使用に関しては、データが不十分であるため、念のため注意してください。
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