α－リポ酸とは、ビタミン様物質として扱われる補酵素の一種です。また、チオクト酸とも呼ばれます。細胞内でエネルギーをつくり出す際に必要な物質で、糖の分解を担っています。栄養素としてビタミンに似た働きをするビタミン様物質であり、抗酸化物質です。

ビタミンB2は、牛乳や乳製品をはじめ、レバーや魚、卵、納豆、緑黄色野菜やキノコ類に多く含まれています。ビタミンB2は、体内でのエネルギー変換に補酵素として関わっており、特に脂質代謝に重要な役割を果たしています。また、細胞の新陳代謝を助ける働きがあります。

ビタミンB1は、糖質の代謝に欠かせないビタミンです。糖質は、体内で複雑な過程を経てエネルギーに変化しますが、その際にビタミンB1は補酵素として働きます。玄米や胚芽米、全粒粉などに豊富で、豚肉やうなぎ、豆類などに多く含まれています。

オリゴ糖とは、グルコース（ブドウ糖）やフルクトース（果糖）などの単糖が３〜10個ほどつながったものをいいます。主に、腸内環境を整えるなど、さまざまな生理活性のある成分として研究されてきた成分です。腸内環境を整え、便秘の予防や改善が期待されます。

ルテインおよびアキサンチンというカロテノイド系ファイトケミカルは、目の網膜を保護し、老化にともなう目の病気を防ぐ成分です。紫外線など、眼球に入ってくる有害な光線を吸収するとともに、活性酸素による網膜の変性を抑制する作用を持っています。

イミダゾール基を有するアミノ酸結合体の総称であり、アンセリンやカルノシンなどがあります。

筋肉にエネルギーを貯蔵するアミノ酸であり、筋収縮時のエネルギー源であるATP（アデノシン三リン酸）の再生に利用されます。